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日本保育学会とは
■内容
日本保育学会は、乳幼児の健やかな成長のために、保育の実践者と研究者が協力する場です。
 会員は約6,000人で、教育学・心理学・福祉学の分野の学会の中では会員数の多い学会です。会員は、大学・短期大学などで保育学、乳幼児心理学、保育内容など保育・乳幼児について教授研究している人、幼稚園・保育所などで乳幼児の保育を実践している人が多く、そのほか、医師、教育相談所・児童相談所などで子育て相談に当たっている人など多様です。
 保育に問題意識を持ち、研究に熱意を持つ人を会員として歓迎します。

 学会の活動は、年1回開催する会員による研究発表大会が盛大に行われています。毎年2,000人以上の会員が参加し、2日間にわたって発表・討論が活発に展開しています。

 とくに、わが国では幼稚園と保育所とが、文部科学省と厚生労働省の所轄の2元化により、同じように行われている保育の交流がほとんどない状況の中で、本学会では両者の実践者が研究を交流し、その共通化に大きく寄与していることが大きな特性となっています。

 会員には、年3回刊行される「保育学研究」が郵送されるとともに、「保育学研究」への論文の投稿資格が与えられます。

 極端な少子化の進行する中で、乳幼児の子育てをめぐっては、子育て不安・幼児虐待・幼児人口の減少による幼稚園・保育所での諸問題など保育に対する課題は大きくなっています。こうした事に関心のある方は、日本保育学会会員となり、研究を交流しながら、その方面での社会的活動をなさり、子どもたちの健やかな発達に貢献してくださることをお奨めします。

■創設経緯・沿革
昭和23年、日本総合愛育研究所内(現、日本子ども家庭総合研究所)に設立
初代会長倉橋惣三、次いで山下俊郎、荘司雅子、岡田正章、津守真、小川博久、秋田喜代美、現在は汐見稔幸(平成28年5月より)
平成22年4月一般社団法人に移行
平成4年6月東京都文京区に、平成16年6月東京都千代田区に事務局を移転
■シンボルマークの決定
60周年記念事業の一環として、2006年に公募を行い、115件の応募の中から、選考委員会の審査により、4件の入賞者が決定した。
第60回大会では、投票が行われ、小柴雅樹氏の作品が、日本保育学会の公式シンボルマークとして、決定した。
このマークが、会員各位に愛され、本学会のシンボルとして今後、世間に認知されることを願って止まない。